ドワンゴさんに公開質問状
2016年の新語流行語大賞のトップ10に、「保育園落ちた日本死ね」が選出され話題となっておりますが、私も Twitter で殺害予告を頂戴しました。あまりにもひどい内容ですので、ドワンゴ社において事実関係を調査していただき、正式な謝罪を求めるための公開質問状です。
■ 殺害予告までの経緯
弊社のソリューションの説明について、口汚く罵ってくる方がいました。
お互いに違う技術分野を得意としているため、Twitterではなかなか話がかみ合わず、ちょうど、企画している勉強会の前であったため参加を呼びかけたところ、
と殺害予告を頂戴した訳です。
■ 実際にドワンゴ社のセミナールームでディスカッション大会をしました
もちろん、これは殺害予告ではなく「最大限の侮蔑の言葉」として受け取りましたので、弊社のソリューションが、「最大限の侮蔑」を受けるほどひどいものなのかディスカッションをしたいと考え、ドワンゴ社のセミナールームをお借りして、第三者がいらっしゃる中でディスカッション大会を行いました。
立派な会場をお貸くださったことについては、改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
もちろん、私に賛同する方を集めても意味がありませんから、できる限り反対派の方をお誘いしました。
例えば、ちょうどいいタイミングで、ドワンゴ社の川上会長がブログを更新されたので、社員の方に参加するようにお願いのコメントも出しました。(もちろん、担当者にもたくさんの社員に参加するようにお願いしました)
■ ディスカッションの結果
- 開発効率・保守効率には差がない
- 弊社の方が、実行速度が速い
- 弊社の方が、ランニングコストが下がる
開発効率について、私は納得していませんが、私がドワンゴ社で行われている開発手法について、十分なスキルがあるとは言えないため、「差がない」と言われれば認めざるを得ません。しかし、憎悪を剥き出しで反論してくる方が多く、「本気で言ってるのか?」と疑うような質問を投げかけてくることも多かったのですが、「弊社のソリューションが劣っている」と言い切れた人はいませんでした。
結果としては侮蔑するどころか、弊社のソリューションの方が上ということではないでしょうか。
当事者は、残念なことに名前も名乗らず(ツイッター名のまま)会場を去り、 Twitter もブロックされてしまいましたが、弊社が受けた業務妨害の被害は多大です。
ですから、ドワンゴ社に対し調査ならびに調査結果の公表と、謝罪を求めます。
■ 調査の内容
- 殺害予告なのか侮蔑なのか?(侮蔑であるなら偽計業務妨害と思います)
- 弊社のソリューションが劣っているかどうか?
※ 「侮蔑を受けるほど劣っている」との調査結果が出たなら謝罪は結構ですが、調査結果については改めて公開の場で議論させてください。
■ 謝罪を求める目的
個人を責めたいわけではありませんし、賠償金を求めるものでもありません。
ドワンゴ社で採用している開発手法は、現在、IT業界で最も流行っている開発手法です。
弊社のソリューションは、全く逆の手法です。そんな違う考えの他人に「殺してあげるよ」などと言えるようになるのは、若い技術者が、自分が作った「新しい」ではなく、他人の作った「新しい」に乗っかり宗教のように盲信してしまうからでしょう。
「新しく流行っている」ということを、「絶対的な価値観」と見做している若い技術者があまりにも多い。
それは、厳しい就職戦線を乗り切るためある程度は仕方がなかったのかも知れませんが、若い優秀な技術者が他人に乗っかっていてはイノベーションは起きません。
Stay hungry, stay foolish!
多くの若い技術者に、自分の頭で考える技術者になって欲しい。そんなきっかけになればと思っています。